
わっしー
Vol.10
2024年03月14日(木)
僕がほぼ毎日通っている「タリーズコーヒー」の店長・高坂さんは、いつも笑顔ですごく良い雰囲気なんです。「人を育てるのがたのしい」と話す彼女が目指す店長像とは。
タリーズコーヒー 大手町パークビルディング店 ストアマネージャー/高坂美涼さん
ストアマネージャー歴5年の29歳。現店舗での勤務はもうすぐ2年目。大学4年間はコーヒーショップでアルバイトを経験。「コーヒーマスター」でもある。
1992年にアメリカ・シアトルで生まれたスペシャルティコーヒーショップ。日本第1号店は1997年に銀座でオープン。原料豆の買付から焙煎まで自社で手掛け、「コーヒーマスター」や「コーヒーアドバイザー」などの社内資格、社内のバリスタコンテストなど、バリスタスキルの研鑽にも力を入れている。またコーヒーのみならず、紅茶の新業態として「&TEA」というコンセプトショップも展開。
※「コーヒーマスター」「コーヒーアドバイザー」とは、コーヒーのたのしみ方の提案や豆選びのアドバイスはもちろん、コーヒーに関する知識を十分に持った「コーヒーのプロフェッショナル」
人気No.1は「本日のコーヒー」
高坂さん「これまで東京駅エリアの3店舗で勤務してきましたが、今のお店が1番オフィス街の雰囲気が強いです。大手町パークビルディングの地下にあるので、ワーカーのお客様が圧倒的に多く、その7割が常連の方。『今日は寒いですね』など短い会話をしたり、外ですれ違って挨拶をすることもあります。ドリンクは毎日『本日のコーヒー』が1番出ます。コーヒー豆は生産地から厳選して、すべて静岡県の自社焙煎所でロースト。毎日違う豆を使っているので、お好みを見つけていただけるとうれしいです!」
手動で抽出するエスプレッソの美味しさ
高坂さん「シンプルに味が美味しいところです。特にエスプレッソが美味しいので、ラテやカプチーノも美味しい。その理由は1杯ずつ手動で落としているからだと思います。他店だとエスプレッソマシンが半自動で抽出してくれたりするのですが、日によってはマシンの調子が悪かったりすることもあるんです。手動だとマシンを微調整しながら抽出できるので、より美味しいエスプレッソを作ることができるんですよ。もちろんスタッフの技術が必要になるので、全員がちゃんとマシンを扱えるように教育をしています」
その子がどうなりたいかを尊重すること
高坂さん「1対1の“個別指導”を意識して、その子がどうなりたいかを大事にしながら接することです。私がここを頑張って欲しいと思うポイントと、本人がやりたいことがズレていたらストレスですよね。だからお互いのベクトルを合わせるんです。それにせっかく私の下で働いてくれるのなら、なにか受け取ってもらって、カフェで働くことに価値を見出してくれる子を増やしたいです。例えば、私たちがいつも相手にしている『人の心』。お客様が最も求めているものを汲み取って提供したときに、喜んでくれるとそれが自分の喜びにもなる。このシンプルな循環が、カフェで働く醍醐味だと思います」
ロイヤルミルクティです!
高坂さん「コーヒーももちろん美味しいのですが、私のイチ推しは『ロイヤルミルクティー』です。うちの店舗では『カフェラテ』と同じくらい人気があるんですよ。かなり濃いめに煮出した紅茶に濃厚なミルクを合わせているので、鼻に抜ける香りがとっても良いです。カスタマイズで豆乳に変更しても美味しいですし、はちみつをトッピングするのもおすすめです。ちなみにタリーズはどのドリンクにも無料ではちみつが追加できるんですよ!焼き菓子も人気で、オフィスでちょっと小腹を満たせるのでおすすめです」
人を育てることが好きだと笑顔で語ってくれた高坂さん。彼女の想いは、アルバイトの若者たちにきっと伝わっていると思います!
平日 : | 7:00~21:00 |
土 : | 9:00~19:00 |
日祝 : | 10:00~18:00 |
定休日: | ビルに準ずる |
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