
メグ
Vol.09
2024年02月15日(木)
活気溢れる炉端焼き居酒屋「なかめのてっぺん」。厨房を任されている大橋剣輔さんの名札には、“努力し続ける男日本一”の文字が。彼は今どんな挑戦をしているのでしょうか?
なかめのてっぺん 丸の内 副料理長/大橋剣輔さん
ホテルの料理人を経て、8年前から現職に。名前に「剣」の文字が入っているのは父がやっていた剣道に由来していて、自身も剣道三段の腕前の持ち主。
中目黒に本店を構える人気居酒屋店。活気に溢れた雰囲気で、平日は仕事帰りのワーカー、土日は家族連れなども訪れます。名物は北海道発祥の炉端焼きで、新鮮な海鮮を焼きたてで提供してくれます。魚は豊洲市場から仕入れているので、お刺身でいただいても新鮮。私のお気に入りの一品はSNSでも人気の「ウニグラタン」。日本酒ともすごく合いますよ。
ものづくりが好きだったから
大橋さん「祖父が元蕎麦屋さん、父も飲食業をやっていたので、いつも料理をする姿を見て育ちました。自分は日曜大工など、ものづくりが好きで、職人系の仕事に就きたいと料理人を志すように。最初はホテルに就職し、宴会料理やレストランも経験しましたが、オープンキッチンでお客さんと触れ合える環境で料理がしたかったので、8年前にこの会社へ転職。今はメニュー開発にも関わって、自分のやりたかったカジュアルな創作料理をたのしんでいます」
目の前のお客様が「美味しい」と言ってくれたとき
大橋さん「キッチンからお客様の顔が見えるので、常にリアクションを観察しています(笑)。やっぱり自分の作った料理を、お客様が美味しいと喜んでくださっている姿を見るとやりがいを感じるし、味だけでなく盛り付け一つでも、写真を撮ってくれているとうれしくなります。もともと接客は得意ではないのですが、お客様と食材の話をしたり、コミュニケーションを取るのもたのしくて、笑顔も以前よりは上手になってきたんじゃないかなと思います」
鯖を丸々1本焼く「鯖の浜焼き」です!
大橋さん「ノルウェー産の脂が乗った鯖を丸ごと1尾、串打ちをして焼く福井県の郷土料理『鯖の浜焼き』は、他ではなかなか食べられないと思います。生姜醤油がすごく合うんです。30分ほどじっくり時間をかけて焼くので、早めにご注文くださいね!日替わりのおすすめメニューは私が決めているのですが、丸の内店ではお酒に合うおつまみ系や、人気の海鮮系のグラタンをよくおすすめしています。日本酒も揃っているので一緒に味わってみてください」
努力を続けていれば何事も成せると信じています
大橋さん「自分で言うのもなんですが真面目な性格なので、努力し続けることを大切にしているんです。技術の向上も、苦手を克服することも、努力し続けることで達成できると信じていて、名札の宣言は自分に喝を入れるつもりで書きました。今挑戦しているのは、人材育成など店舗マネジメントの勉強です。自分にとっては苦手分野ですが、料理だけでなく接客も店舗運営も全部できる料理人になりたいので、努力していこうと思います!」
お客様にとってもスタッフにとってもたのしい場所
大橋さん「自分がホテルで働いていたとき、逃げたくなるほど厳しい環境だったんです。だからスタッフの教育なども大切ですが、まずはうちのお店が、スタッフにとってたのしい職場でなければいけないと思っています。またお客様にとっても、来ると元気になっていただけるお店でありたい。営業中に飛び交う元気なコールと笑顔は、お店の名物でもあります。美味しい料理とお酒、たのしい雰囲気で、最高のおもてなしをお届けしていきたいです」
はにかみながらも、真っ直ぐな瞳で真剣に語る大橋さんの表情がとても印象的で、彼の生真面目な性格がにじみ出ていました。厨房で彼を見つけたら、ぜひ声をかけてみてくださいね!
平日 : | 11:00~14:30(14:00LO)、17:00~24:00 (LO/FOOD-23:00 DRINK-23:30) |
土 : | 11:00~14:30(14:00LO)、 17:00~23:00(LO/FOOD-22:00 DRINK-22:30) |
日祝 : | 日祝 17:00~22:00(LO/FOOD-21:00 DRINK-21:30) |
定休日: | ビルに準ずる |
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