
マルポ編集部
Vol.04
2023年09月14日(木)
ラグビー愛好家だけでなくファッションとしてもたのしめる「canterbury」。古着好きの店長・小川さんが、アパレルとしてのブランドの魅力や彼自身の話をしてくれました。
canterbury(カンタベリー)MARUNOUCHI 店長
小川拓也さん
2023年4月より「canterbury(カンタベリー) MARUNOUCHI」の店長に。31歳。関東で1番若い店長。
1904年、ニュージーランドで誕生したラグビーブランド。3人で立ち上げたことから、ニュージーランド人を表す「キウイ」という鳥のシルエットが3つ連なったロゴマークになっている。1997年よりラグビー日本代表の代表ジャージを手掛けている。「canterbury(カンタベリー) MARUNOUCHI」はラグビーのまちでもある丸の内の地からブランドの魅力を発信している。
古き良きスポーツウェアの魅力
小川さん「もともと介護の仕事をしていたんですが、洋服がすごく好きで転職しました。今年で入社3年目になります。自分はデザインの一つ一つに機能性や意味がある、ミリタリーやスポーツ系の古着が特に好きなんですが、『canterbury』のウェアにも昔ながらのスポーツウェアとしての工夫が詰め込まれています。例えば定番のラガーシャツを見ると、ボタンがラバー製なんですよね。これは昔競技用として着ていたときに、当たっても危険がないようにという仕様です。また襟の内側には、補強のための『3バータック』と言われる3本のステッチが入っていたりして。こういったデザインはラガーシャツのスタンダートなんですが、『canterbury』が最初に生み出したもの。こういうディテールにグッとくるんです。オタクっちゃオタクですね(笑)。
もちろん『canterbury』は最新技術を駆使した競技用のジャージから、街着として着られるファッションアイテムまで幅広く揃いますし、3Lとか大きなサイズもあるので、ラグビーファン以外のお客様も多いですよ」
RUGBY PLUS(R+)のウェアがおすすめ
小川さん「丸の内ストアは、ファッションとしてたのしめるウェアをフィーチャーしていて、特に『RUGBY PLUS(R+)』というラインは、アイテムも充実しています。
『RUGBY PLUS(R+)』は、『canterbury』がラグビーで培った技術や素材をライフスタイルに落とし込んだライン。シンプルで洗練されたデザインと、スポーツウェアならではの機能性が一緒になっています。スポーツ、アウトドアにはもちろん、機能性アウターとしてビジネスウェアにも使えます。ユニセックスなので、男性女性問わずたのしんでいただきたいです!」
丸の内はいろんな人がいるまち
小川さん「行幸通りが好きで、よくボーっと座っています。片方を見るとレンガ造りの東京駅、もう片側を見ると和風の皇居という景色はなかなかないですよね。まちをフラフラしていると、本当に色々な要素が混ざり合ったまちだなぁって感じますね。ラグジュアリーなお店から居酒屋までいろんなお店があるし、結婚式の前撮りをしている人の横に、外国人観光客がいて、サラリーマンもいて。以前は背伸びしなくちゃいけないまちというイメージでしたが、働いてみてすごく変わりました」
もちろん。もっと盛り上げたいです!
小川さん「スポーツ観戦が好きなので、ラグビーの試合もチェックしています。お客様とラグビーの話で盛り上がることもありますよ。自分より身体の大きな人同士がぶつかる音ってなかなか聞けないし、あと結構クレバーなスポーツなので、プレイが知能的なところが魅力だと思います。ここ数年でラグビー日本代表の名前がお茶の間まで浸透したことは、すごくうれしいですね。6月に丸の内で新ユニフォームのお披露目会があったのですが、2023年のデザインは全国からポリエステル100%の古着を集めて、そこから作った繊維でできているんですよ。コロナを経て、またみんなで『ONE TEAM』になろうというコンセプトです。店舗では、新ジャージの販売も行っています。丸の内はラグビーのまちですし、canterburyもアパレルブランドとして、ラグビー日本代表やラグビーの魅力を伝える一端を担えたらと思います」
小川さんは関東エリアで1番若い、31歳の店長さんなんですって。知識豊富でcanterburyの魅力がたっぷり伝わりました。僕も新ジャージを買って、日本代表を応援しようと思います!
平日土: | 11:00~21:00 |
定休日: | 新丸ビルに準ずる |