
ハリー
Vol.12
2024年04月04日(木)
正解がわからないメガネ選び。実はフレームの形ではなく、“サイズ”が最重要なんだそう!今日は「金子眼鏡」さんに、サイズでメガネを選ぶための術を徹底解説してもらいます。
金子眼鏡店 丸の内仲通り店 スタッフ
梅澤洋さん
アイウェア業界歴27年。眼科に勤めていたこともあるメガネスペシャリスト。もちろん自身も中学のときからメガネをかけている。
Point
梅澤さん「『四角い顔の人は丸ぶちメガネが良い』というようなことがよく言われますが、大事なのはサイズなんです。眉尻とフレームの幅、目と目の距離とブリッジ(※)の長さ、そして顔の長さとレンズの比率。これを合わせれば、どんなデザインのメガネも似合います。さらに、わざとサイズを外すことで、顔の印象を変えることもできるんですよ。『金子眼鏡』は福井県鯖江市に工場を持ち、職人さん共にさまざまなメガネを作っています。どれもシンプルで丈夫なので、永く愛していただける1本。今は一人一人が多様な個性を発揮する時代ですから、今日なりたい自分に合わせて、メガネも自由に選んでいただけたらと思います」
※ブリッジ…左右のレンズを繋ぐパーツのこと
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目元の幅とフレーム幅を合わせて、目がレンズの中心にくるようにする
梅澤さん「メガネのレンズは外側にいくほど厚くなっているので、メガネをかけたときに、目がレンズの中心にくるようにします。目の位置がずれると目が歪んだり、小さく見えてしまうからです。まずは、メガネのフレーム幅と左右の眉尻までの距離を合わせること。そしてレンズとレンズの間にあるブリッジと、目と目の距離も同じくらいのものを選んでください。意外と意識しないポイントですが、1枚目の写真のようにデザインによってけっこう幅が違います。一般的にメタル製のブリッジは幅が広い傾向があります」
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顔の1/3が1番フィットするレンズ黄金比
梅澤さん「レンズの縦幅は、自分の顔の1/3サイズだと1番フィット感があると言われます。メガネをかける前の自分の印象と違和感が出ないので、自然な感じになる黄金比ですね。レンズの縦幅をわざと変えることで、印象を演出することもできますよ。1/3よりも短いとシャープな印象になるので、面長や童顔に悩んでいる方にはおすすめ。逆に面長に見えるのが嫌な方は1/3より長くするとバランスが良くなったりします。僕は、仕事のときはレンズの縦幅が短いタイプのフレームをかけたりし、シャープな印象を演出したりしています」
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基準のサイズをおさえたら、次はデザインで遊ぼう!
梅澤さん「自分に合うサイズがわかったら、あとは好きなデザインを選ぶだけです。サイズは自分に似合う基本になるものなので、フレームの素材やレンズの形で印象の変化をつけていきましょう。私もたくさんメガネを持っていて、シーンやその日の気分で選んでいます。たとえばサイズや雰囲気が自分と合っていて、素の自分でいられるのが写真1枚目のメガネ。柔和な雰囲気を出したいときは2枚目の丸ぶちフレームをかけますし、かっちりとした印象になる3枚目のサーモント型はビジネスシーンに合います。こちらはちょっと特別で、アームの部分に鯖江市の伝統工芸である『越前蒔絵』をあしらっています。服を着替えるように、メガネも自由にたのしんでくださいね!」
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これまでメガネ選びって手当たり次第かけては「似合ってる?」と半信半疑だったけど、まずはサイズを合わせれば良いなんて目からウロコ。今日から私のメガネライフが変わりそうです!
営業時間: | 11:00~20:00 |
定休日 : | ビルに準ずる |
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