
わっしー
Vol.08
2023年12月07日(木)
革製品が大好きな僕。今回は2023年にブランドリニューアルした「TSUCHIYA KABAN」さんで革小物の魅力と、永く使うためのヒントを教えてもらいました!
TSUCHIYA KABAN 店長
北原雄太さん
前職はスーツメーカー。消耗品ではなく、まるでパートナーのように永く愛せる革製品の魅力を日々感じている。
Point
北原さん「革製品は高価ですが、経年変化をたのしみながら永く使えるところが最大の魅力。メンテナンスをすれば何十年と使えますし、当店でもブラッシングやクレンジング、クリーム塗布のアフターサービスを無料で実施しています。丸の内店は特に、メンズやユニセックスのビジネスパーソンに向けたアイテムが揃っていて、インバウンドのお客様も多いです。『TSUCHIYA KABAN』のアイテムには日本の職人高い技術力と、情熱が注ぎ込まれていますので、製品を通して日本のものづくりを世界へ発信したいと思っています」
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推し革はブライドルとコードバン。職人技のディテールにも注目
北原さん「種類や個体差でも表情が変わるのが、革の魅力の一つ。
『コードバン』は馬のお尻の皮で、“革のダイヤモンド”と呼ばれるほど美しい光沢が特徴。すべての馬から取れるわけではないため希少です。
イギリス発祥の『ブライドル』は、馬具を作るために生まれた革。ロウを染み込ませていて、表面に白っぽく出る“ブルーム”が味になります。
職人の技術が詰まった細部も味わい深いです。例えば『コバ』と呼ばれる縁には樹脂を塗るのですが、これを均一に塗るのには高い技術が必要です。また、縁とステッチの間に見える型押し線は『念引き』といって、“永く使って欲しい”という職人の魂が込められています」
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手入れはブラシ、洗浄、保湿の3ステップ
北原さん「メンテナンス方法は、基本的にどんな種類の革でも同じです。まずはブラッシングをして、レザーソープで汚れや皮脂を落とし、クリームで保湿。お肌のケアと同じですね。仕上げにもう1度ブラッシングをすれば完成です。製品を店舗に持って来ていただければ無料でケアするサービスもやっていますが、自分でお手入れする時間も、革のたのしみの一つだと思います。
『TSUCHIYA KABAN』の商品は全部オイルレザーなので、購入から半年はメンテナンスの必要はありません。その後は1ヶ月に1度程度を目処に。お肌と同じで繊細なので、日常的にはブラッシングで十分です」
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持つだけで気分が上がる革アイテム
北原さん「ビジネスパーソンのお客様には、財布や名刺入れと行った革小物が人気です。価格もお求めやすく、初めて革製品を使う方にも入門としておすすめです。今日はブライドルレザーとコードバンのアイテムをいくつかご紹介しますね。
お店で1番人気のアイテムが『二折財布』です。王道ですが使いやすく、スーツにも似合います。内側にはヌメ革を使用しています。最近は小さなお財布がトレンドなので『ファスナーコインパース』もおすすめ。開くとじゃばらになっていて、カードやお札も入ります。『名刺入れ』はビジネスパーソンの必須アイテム。コードバンの方は15枚、ブライドルは40枚入ります。部署異動などのタイミングに贈り物としてもよく選ばれます」
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「TSUCHIYA KABAN」の商品はすみずみにまで職人の技が生きていて、シンプルで惚れ惚れするほど美しく、持っているだけでパワーがもらえる気がします。作りの丁寧さもアフターケアも万全で、永く使って欲しいという気持ちが伝わってきますね。自分の相棒にしたい革小物を探してみてください。
平日 : | 11:00~21:00 |
土日祝: | 11:00~20:00 ※連休の場合は最終日のみ日祝の営業時間 |
定休日: | 新丸ビルに準ずる |
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