Vol.09 はじめましてで会話が弾む。人とお酒に出会う立ち飲みバー｜DEEP NIGHT OUT

Vol.09

はじめましてで会話が弾む。人とお酒に出会う立ち飲みバー

#立ち飲み
#大手町
#名物店主がいる
#レア酒あり
#豚肉料理がおすすめ
#お一人様でもたのしい

2024年01月25日（木）

わっしー

僕は見つけてしまいました。仕事帰りにひとりで行けて、お酒もつまみも旨くて、そのうえ店主がフレンドリーな飲兵衛のオアシスを！今夜は一緒に、寄り道して行きましょう。

良い立ち飲みには良い店主がいるんです

大手町パークビルのB1Fで、ひときわ賑わう「壌」。横長のカウンターがメインの立ち飲みバーで、クラフトビール、焼酎、日本酒、ジン、ウイスキー、ワインとお酒はかなり種類豊富です。カウンターを切り盛りする店主の山ちゃんは、お酒の知識はもちろん、お客との距離感が絶妙。ドリンクを用意しながらお客に声をかけたり、お客同士の会話のきっかけを作ってくれたり、実にスマートな身のこなし。良い飲み屋には良い店主がいるんだよなぁ。立ち飲みのたのしみは、偶然居合わせた方との会話。今日は隣の方がビール4種の飲み比べをやっていて、思わず声をかけちゃいました。このまちの人と仕事関係なく交われるのは、とっても新鮮です。

レアなジンも発見！お酒が豊富でしかも安い

お酒はすべて国産で、とにかく選択肢が多い。無くなれば新しいものが追加されるから、常に新しい出会いがあります。山ちゃんに好みを伝えれば、ぴったりな1杯を紹介してくれますよ。値段もすごく良心的で、タップビールはクラフトでも中サイズ800円、日本酒と焼酎は500円、ワインは500〜800円、ウイスキーは白州でも1,200円！山ちゃんの趣味で集めているという高級なウイスキーも、棚の上の方に鎮座していました。僕の推しは、岐阜県の郡上八幡で作られている「辰巳蒸留所」のジン。生産量が少なくて入手困難なのですが、このお店にはなぜかすごい種類のボトルが！行くたびに、少しずつ制覇しようと思います。

実はあのとんかつの有名店と同系列。名物「炙り豚丼の頭」は必食

「おつまみも美味しいのよ！」と常連さん。黒板のお品書きを見ると、和の酒に合わせた和の料理が並びます。まずは「おばんざい3点盛り」を注文。野菜がメインでさっぱり、なんとも良い味付けです。さらにだし巻き卵など数品を注文。お酒のアテとはいえ、味付けが上品で量もちょうど良いし、箸もお酒もどんどん進みます。「壌」に来たら忘れちゃいけないのが、豚丼のご飯無し「炙り豚丼の頭」を食べること。実はとんかつの有名店「豚組」が系列店だそうで、美味しい豚肉が食べられるんです。甘辛いタレが香ばしい豚肉は、ビールやジンに合いますね。ちなみに「豚丼」はランチメニューですが、夜はハーフサイズの「豚丼」500円がありますよ。