わっしー
Vol.59
2026年5月29日(金)
わっしー
東京駅の丸の内駅舎は撮った。じゃあ次はどこへ?実は丸の内仲通りを中心に、散歩しながら撮れるフォトスポットが点在しています。パブリックアート、赤レンガ建築の中庭、展望テラス。歩くだけでスマホにお気に入りの一枚が増えていく、丸の内のフォトウォークルートを紹介します。
丸の内仲通りは、東京駅丸の内中央口から有楽町方面に続く石畳の通りです。街路樹の下にパブリックアートが並び、赤レンガ建築の中庭や展望テラスが通り沿いに並んでいます。
平日11:00〜15:00、土日祝11:00〜17:00(※実施時間は変更になる場合があります)の時間帯は「丸の内仲通りアーバンテラス」と呼ばれる歩行者天国になるので、車を気にせず撮影に集中できます。平日でも歩道は広く、十分に撮影を楽しめます。
ちなみに丸の内仲通りは南北方向に延びているので、午前中は東側(東京駅側)が順光、午後は西側(皇居側)が順光。光の向きを意識するだけで写真の仕上がりがかなり変わりますよ。
丸の内仲通りを人混みなく歩きたい方は、平日・休日ともに早朝の時間帯が狙い目。穴場の時間帯とタイミングは▶「東京散歩の穴場|人混みを避けてのんびり歩ける時間帯&エリアガイド」で紹介しています。
今回のフォトスポットは、東京駅丸の内中央口から行幸通りを皇居方面へ進み、皇居沿いを南下して丸の内仲通りを北に戻るルートで紹介します。
元宮城和田倉門守衛所とは、行幸通りの皇居寄りに左右1棟ずつ建っている三角屋根のガゼボ(守衛所跡)のこと。江戸城の石垣を背景にした画(え)は、歴史と都会が交差する丸の内ならではの光景です。
皇居側から見て右手のガゼボは奥にビル群が映り込み、左手は石垣と緑が広がります。対照的な2枚を撮り比べてみてください。柔らかい光で石垣の陰影を出したいなら、午前中に撮るのがベストです。
三菱一号館の赤レンガ建築に囲まれた中庭の一号館広場は、赤レンガの壁面や噴水、季節の花が一つのフレームに収まるフォトスポットです。特にバラの季節(5〜6月・10〜11月頃)は、赤レンガ×バラの組み合わせが見事。丸の内仲通りから少し入った場所にあるため、比較的落ち着いて撮影しやすいのもうれしいポイントです。
噴水越しに赤レンガの壁面を狙うと、奥行きのある構図になります。午前中は東側の壁面に光が当たるので、赤レンガの色をきれいに出したいなら午前中の撮影がおすすめです。
丸の内仲通り沿いに展示されている屋外彫刻群。三菱地所と彫刻の森芸術文化財団が1972年から続けているプロジェクトで、定期的に作品が入れ替えられ、常時十数点が展示されています。お気に入りの一点を探しながら歩けば、いい散歩になります。
スマホで撮るなら、作品に近づいて空を背景にすると彫刻の形が際立ちます。逆にビル群と一緒に引きで撮ると「都市×アート」で絵になります。個人的にはビル越しに撮ったほうが、丸の内らしさが出て好きです。午後は西側に光が当たるので、西側の彫刻がきれいに写ります。
丸ビル1Fの丸の内仲通り側に設置されているフォトスポットのオブジェのこと。丸い形のフレームの中に入り込んで、丸の内仲通りの並木を背景に撮影できます。
人物と一緒に撮るなら、オブジェの中に立ってもらい、外側から「MARUNOUCHI TOKYO」の文字ごと撮ると記念写真らしい仕上がりに。次は、そのまま丸ビルのエレベーターで5Fへ上がりましょう。
丸の内仲通りの地上からの撮影とは一味違う、俯瞰の構図が狙えるスポットが2か所あります。どちらも「MARUNOUCHI TOKYO」のサインが設置されています。
東京駅丸の内駅舎と行幸通りの並木を見下ろす構図が撮れます。駅前広場を挟んで駅舎の正面側に位置するため、赤レンガのファサードと行幸通りの奥行きを一枚に収められるのが丸ビル5Fの特徴です。屋根付きのスペースが一部あるため、小雨の日でも利用しやすいでしょう。
日没前後のマジックアワーが狙い目で、空のグラデーションと駅舎のライトアップを同時に撮れます。正直、昼間よりもこの時間帯のほうがおすすめです。
丸ビル5Fとはまた異なる角度で、東京駅丸の内駅舎を正面に捉えられるスポットです。夜はレストランの明かりとライトアップされた駅舎のコントラストが美しく、日中とは違った雰囲気の写真が撮れます。「丸の内ハウス」のレストランエリアを通り抜けた先にテラスがあるので、少し探す必要があるかもしれません。
夜景を撮るなら、スマホのナイトモードで手すりに固定すると手ブレを防げます。丸ビル5Fの展望デッキと合わせて、時間があれば両方訪れてみてくださいね。
丸の内のフォトスポットは季節によって表情が大きく変わります。いつ訪れるか迷っている方のために、季節ごとのベストスポットを整理しました。
丸の内仲通りでは新緑が芽吹き始め、丸の内ストリートギャラリーの彫刻も春の光のなかで柔らかい表情に変わります。5月になると丸の内ブリックスクエアの一号館広場でバラが咲き始め、赤レンガ×バラの丸の内らしい一枚が撮れます。
新緑の丸の内仲通りで、木漏れ日とパブリックアートの組み合わせが涼しげな仕上がりに。日差しが強い分、コントラストのはっきりした写真になります。暑さがつらい日は屋内の丸ビル5Fの展望デッキや、新丸ビル7F丸の内ハウスのテラスに避難しつつ撮影するのが賢い回り方。
丸の内が紅葉の季節を迎えます。丸の内仲通り〜行幸通りのイチョウ並木が黄金色に染まり、丸の内ブリックスクエアの一号館広場では秋バラも見頃。和田倉門周辺では石垣×紅葉も見逃せません。
冬は丸の内イルミネーションの季節です。丸の内仲通りが煌びやかな光に包まれ、街全体がフォトジェニックに染まります。丸ビル5F展望デッキや新丸ビル7F丸の内ハウスのテラスからイルミネーションを見下ろす眺めは、この時期だけの特権です。
今回紹介した6スポットは、東京駅丸の内中央口から行幸通りを皇居方面へ歩いて元宮城和田倉門守衛所からスタート。皇居沿いを戻って丸の内仲通りに入り、丸の内ブリックスクエアの一号館広場、丸の内ストリートギャラリーを眺めながら北へ戻り、最後に丸ビルの1Fオブジェ→5F展望デッキと新丸ビル7Fテラスへ。所要時間は約90分、総距離は約2kmです。
屋外スポットを明るいうちに回り、展望テラスを夕方に持ってくると、マジックアワーの時間帯と重なります。
丸の内は「歩くだけで写真が撮りたくなる街」。丸の内仲通りのパブリックアートから赤レンガの中庭、展望テラスまで、予約なしで気軽に立ち寄れるスポットばかりです。
散歩コースと組み合わせるなら▶「丸の内を散歩するならこのコース|東京駅発・マップ付きで巡る2時間の王道ルート」、東京駅の駅舎を撮りたい方は▶「東京駅の撮影スポット|写真映えする丸の内口側の写真スポットを構図別に紹介」もあわせてどうぞ!
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