のっち
Vol.55
2026年4月30日(木)
のっち
皇居東御苑では石垣×紫陽花(アジサイ)+花菖蒲84品種が同時に楽しめます。北の丸公園・日比谷公園の穴場3選と、飛鳥山・白山神社・高幡不動尊の定番も。
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東京の紫陽花は5月下旬にヤマアジサイ(早咲き)が開花し始め、6月上旬〜下旬にガクアジサイ・ホンアジサイが見頃のピークに。アナベルが満開になるのは6月中旬〜7月上旬で、7月に入ると多くの品種で見頃を過ぎていきます。
気象庁によると、2026年の関東甲信の梅雨入りは平年値で6月7日頃。アジサイの見頃は梅雨の時期と重なるため、6月がお出かけのベストシーズンです。
今回紹介するスポットの開花状況は宮内庁や環境省の公式サイトで随時更新されるので、お出かけ前にチェックしてみてください。
大規模名所ほどの株数はないけれど、歴史的建造物との共演や静かな散策環境は都心ならでは。すべて入場無料・最寄駅から徒歩5分以内です!
ここが今回いちばん推したい東京の紫陽花スポットです! 皇居東御苑には紫陽花が各所に点在していて、見頃は6月頃。品種は、丸くこんもり咲く手毬タイプのホンアジサイと、額縁のように装飾花が囲むタイプのガクアジサイが中心です。
見どころは3か所。まず北桔橋門周辺は、入口を入ってすぐの場所に紫陽花がまとまって咲いていて、天守台の石垣を背景にした写真はここでしか撮れない一枚になります。
次に、富士見多聞周辺。2016年から一般公開されている旧江戸城の防御施設で、歴史ある建物と紫陽花の組み合わせがフォトジェニック♡
そして最大のおすすめが、二の丸庭園の菖蒲田。花菖蒲84品種・約3,000株とされる菖蒲田と、色とりどりの紫陽花を同時に楽しめるのは、花菖蒲の見頃が例年6月上旬〜中旬と短いため、限られた時期だけ。この時期に訪れる価値は大きいです。
紫陽花の名所としての知名度がまだ低いので、混雑とは無縁。東京の紫陽花スポットの中でも、穴場中の穴場です。
※最新の開花状況は宮内庁公式サイト「皇居東御苑花だより」で随時更新されるので、お出かけ前にチェックしてみてください。
紫陽花シーズン以外でも、皇居東御苑を静かに歩きやすい時間帯は▶「東京散歩の穴場|人混みを避けてのんびり歩ける時間帯&エリアガイド」
皇居東御苑の北桔橋門を出ると、代官町通りを挟んで徒歩約10分で北の丸公園に入れます。深い森の中に、約30株の紫陽花が点在していて、見頃は例年6月頃、皇居東御苑とほぼ同時期です。
観光名所というよりは地元の人がジョギングしたりベンチで本を読んだりしている公園なので、混雑とは無縁。森の緑に紫陽花のブルーが映えて、写真もきれいに撮れますよ。
皇居東御苑とセットで巡るのがおすすめです!
日比谷公園の紫陽花は小規模ですが、雲形池の鶴の噴水や心字池の石垣と紫陽花の組み合わせには独特の風情があります。見頃は例年6月頃。散策路沿いにひっそり咲いていて、大きな名所とは違った「見つけた!」という喜びがあります。
バラ園の春バラがまだ残っていることもあるので、タイミングが合えば紫陽花とバラを両方楽しめますよ。
大手町駅 → 皇居東御苑(大手門入園、菖蒲田+紫陽花をたっぷり鑑賞)→ 北桔橋門から退園 → 北の丸公園(田安門〜清水門を散策)→ 竹橋方面に戻るか、日比谷方面へ足を延ばす場合は → 和田倉噴水公園で休憩 → 日比谷通り沿い → 日比谷公園(有楽門)
散策の合間に、丸の内エリアでショッピングやランチを楽しむのもおすすめ。丸ビルや新丸ビルは各スポットからのアクセスも良いので、紫陽花散歩の休憩にぴったりですよ♡
全3スポットで総距離約4〜5km、所要約2.5〜3.5時間。すべて入園無料・予約不要です。
紫陽花をもっと楽しむために、色の仕組みと品種の見分け方を知っておくと、散歩の解像度がぐっと上がります。
紫陽花の色を決めるのは土壌のpH(酸性度)です。酸性の土ではアルミニウムが溶けて花の色素と結合し、青色に。アルカリ性の土ではアルミニウムが吸収されず、ピンク色のまま咲きます。日本は弱酸性の土壌が多いので、青〜紫系の紫陽花が多いんです。コンクリートの近くでは石灰分が溶け出してピンクに傾くこともあるので、同じ公園内で色が違うのはそういう理由♡
ガクアジサイは中央の小さな粒々(これが本当の花!)を額縁のように装飾花が囲む形。日本原産の原種とされています。ホンアジサイは丸くこんもり咲く手毬タイプで、よく「紫陽花」と聞いてイメージする姿。散歩しながら「これはガクかな? ホンかな?」と見分けてみると、同じ散歩でも楽しさが倍増しますよ!
丸の内周辺エリアの穴場を巡ったあと、もう少し足を延ばしたくなったら。規模も品種数も圧倒的な東京の定番名所を3つ紹介します。
JR王子駅すぐ。「飛鳥の小径」の飛鳥山公園沿いには約350mにわたって、約2,000株の紫陽花が咲き誇ります。電車と紫陽花を一緒に撮れるフォトスポットとして大人気です。見頃は例年6月頃とされています。入園無料。
地下鉄都営三田線白山駅、または東京メトロ南北線本駒込駅から徒歩2分。約3,000株ともいわれる紫陽花が境内を埋め尽くします。「文京あじさいまつり」が例年6月中旬に開催されています(2026年は6月6日〜14日の見込み)。期間中は通常非公開の富士塚が特別公開されることもあり、紫陽花に埋もれた富士塚は必見です。入場無料。
京王線高幡不動駅から徒歩5分。約250種、7,800株の紫陽花を5月下旬から7月初旬にかけて長い期間楽しめるのが魅力。「高幡不動尊あじさいまつり」が例年6月に開催されています。境内散策無料(奥殿・大日堂は別途拝観料あり)。土方歳三の菩提寺としても有名です。
※あじさいまつりの開催期間など最新情報は公式サイトをご確認ください。
紫陽花は雨に濡れるとむしろ美しくなる花です。花びらに乗った雨粒が宝石のように光を反射して、しっとり濡れた花弁は乾いた状態より鮮やかに見えます。曇天のやわらかい光は紫陽花の繊細なグラデーションを引き立ててくれるので、写真映えも実は雨の日のほうが上。スマホで水滴のクローズアップを撮ってみると、梅雨のお散歩がぐっと楽しくなりますよ♡
とはいえ、雨が強い日に無理は禁物。濡れずに東京を楽しむ方法も知っておくと安心です。詳しくは▶「雨の日でも濡れない東京散歩|東京駅から傘なしで巡れる3ルート+立ち寄りスポット」
東京駅から歩ける距離に、こんな紫陽花の穴場があること、知っていましたか? 皇居東御苑の花菖蒲×紫陽花の共演は、6月の限られた時期にだけ楽しめるスペシャルな景色です。定番の白山神社や高幡不動尊もいいけれど、「人とかぶらない東京の紫陽花スポットを知ってる」って、ちょっといいですよね♡ ぜひ足を運んでみてください!
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