
マルポ編集部
Vol.03
2023年07月03日(月)
いよいよ本格的な夏がやってきますね。暑いのは得意じゃないですが、暑い時に食べるアジア料理は格別に美味しいと感じてしまいます。特に食欲のないときは、酸味が効いた麺やスープで身体に元気をチャージ。今日は私の好きな酸味系アジアンランチを3つ、ご紹介しますね。
新丸ビル5階にある「サイアムヘリテイジ 新丸ビル」は、タイ国が選ぶ「タイ・セレクト」に認定されているレストラン。本場タイの有名店で腕を磨いた料理長がタイや日本国内から食材を厳選。民芸品が飾られた店内や、タイシルクの制服を着たスタッフさんが現地さながらの雰囲気を演出してくれます。
ディナータイムはフォーマルな食事会でも利用できる高級レストランですが、ランチはリーズナブルにたのしめてお得です。ブッフェも捨てがたいけれど、私のお気に入りは出来たて熱々の「トムヤムシーフードヌードル」。こちらのスープは酸味も辛味もちょうど良く、ぎゅっと詰まった旨味が細めの米麺によく絡みます。海老やイカ、フィッシュボールなど具もたっぷりなので、幸せな気持ちになりますよ。食後はデザートの代わりに、ココナッツ丸ごとのジュースを頼むことも。東京駅舎ビューの窓際が特等席ですよ。
ゆっくりと時間がある時はランチブッフェもおすすめ。1人 2,580円というリーズナブルさで、全14種類のタイ料理だけでなく、サラダやデザートも味わえます。とても人気なので事前に予約するのが良いですよ。
昼 : | 11:00~15:00(14:30LO) |
夜 : | 17:00~23:00(22:00LO) |
土日祝: | 【ランチ】11:00~15:00(14:30LO) 【ディナー】17:00~22:00(21:00LO) |
台湾で定番の「鹹豆漿(シェントウジャン)」を食べられるのが、三菱UFJ信託銀行本店ビルの地下1階にある「台湾式朝食 健康豆漿(トウジャン)」。「鹹豆漿」は温かい豆乳スープに酢を入れたもので、時間が経つとおぼろ豆腐のように固まります。クリーミーな豆乳に出汁の旨味、さっぱりとした酸味が効いていて、食べ過ぎた次の日や二日酔いの時、あまり食欲がない時に沁みる美味しさです。台湾では、朝ごはんとしてよく食べられているそうですよ。
ここの「鹹豆漿」には、油條(ヨウティアオ)という台湾風の揚げパンとザーサイ、干しエビがトッピングされて見た目も鮮やか。有機の豆乳はとっても濃厚です。酸味が足りない場合は黒酢をかけるのも良いですよ。サイドには八角が香る魯肉飯、または台湾風おにぎりが選べますが、個人的にこのおにぎりが気に入っています。台湾では定番の高菜と生姜、「肉松」という肉でんぶが中に入っているのですが、ご飯とすごく合うのでぜひ食べてみて欲しいです。豆花やピーナッツ豆乳、タピオカミルクティーなどの甘味も充実しているので、カフェ利用することもよくあります。
テーブル席だけでなくカウンターが8席あるので、お一人様でも気軽に来られます。店内が広く席数も多いので、他の方に気兼ねなくゆっくりできるのもうれしいです。
平日 : | 11:00~19:00(18:30LO) |
土日祝 : | 休み |
最後は辛さと酸味が一緒になった「四川汁なし冷やし担々麺」。「石庫門(せっこもん) オアゾ丸の内店」の夏季限定メニューです。石庫門は“医食同源”をコンセプトに素材を厳選した中国料理店。点心師が作る小籠包や、山椒の効いた担々麺が人気です。
9月上旬頃まで食べられる「四川汁なし冷やし担々麺」は、酢で酸味を効かせた夏仕様。自家製の麻辣醤で仕上げたビリビリとした辛さもたまりません。もちろん辛さは調整できますよ。濃厚なゴマと山椒が香るスープ、肉味噌には「パオラージャン」という唐辛子や根菜を乳酸発酵させた漬物が入っていて、こちらも食欲をそそります。たっぷりのピーナッツを使った特製食べる辣油は食感と辛味の良いアクセントに。ランチタイムなら+110円で麺の大盛りができますし、もしお腹に余裕があれば、ミニ麻婆丼も味わってみてください。2種の豆板醤が香り高い人気の一品です。
こちらの黒酢は生姜がブレンドされていて、とっても香り豊か。この黒酢をたっぷりとかけて、さらに酸味を足して食べるのが私のお気に入りの食べ方です。酸味好きの方はぜひ試してみてくださいね。
昼 : | 11:00〜16:00 |
夜 : | 16:00〜23:00 |
土日祝: | 11:00〜16:00 ディナー 16:00〜21:00 |