
マルポ編集部
Vol.02
2023年06月26日(月)
私にとって休日のランチは特別。気の合う友人とおしゃべりをたのしみながら時間をかけて食事することで、心も身体も満たされます。おすすめはフレンチのお店のランチコース。カジュアルなビストロはもちろん、本格的なレストランでもお昼はお手頃にたのしめます。前菜からデザートまで、ゆっくり味わってみませんか。※紹介しているお料理はすべて取材時の内容です。
「BISTRO DOUBLE(ビストロ・ドゥーブル)」はビルの間に突然現れるパリです。赤いベンチシートに暖かなライト、壁にはフランスのポスターや、姉妹店「ル ブール ノワゼット 東京」のシェフ、ティエリー・ブランキー氏のサインなども見られます。
伝統的なフレンチをベースにしたお料理も、この雰囲気にぴったり。産地直送の国産食材を取り入れながらソースはクラシックに、シェフいわく「本能の赴くままに」仕上げます。美しい見た目ながらしっかりとボリュームがあるのがビストロらしく、食いしん坊も満足できます。
土日限定の4品のコースランチは人気なので予約がおすすめ。前菜、メイン、デザート、ドリンク(ソフトドリンクのみ)が選べますが、デザートのミルフィーユはぜひ食べて欲しい一品です。パイ生地に季節のフルーツソルベ、ティエリー・ブランキー氏直伝のクレーム・パティシエールがとろける美味しさです。メニューは2ヶ月に1回ほど変わるので、季節の味をたのしんでください。
チャーミングなシェフの加藤秀人さんは大手ホテルなどで修行し、クラシックなフランス料理を習得。シェフの味が気に入ったら、ぜひディナーの「デギュスタシオンコース“極”(6,350円)」を。旬の食材を使ったシェフの本気のクリエイティブが味わえますよ。
昼 : | 11:00~15:00(14:30LO) |
夜 : | 17:00~23:00(LO/FOOD-22:00 DRINK-22:30) |
土日祝: | 11:00~15:00(14:30LO) ティータイム14:30~16:00(15:00LO) |
グリーンのあるテラス席や木を基調とした店内が心地良い「Restaurant CIRCULO(レストラン シルクロ)」。晴れた日の昼下がり、このテラスで食事する時間は癒しです。
シェフはまだ若く、1年前にフランス・シャンパーニュの星付きレストラン「L’assiette Champenpise(ラシェット シャンプノワーズ)」での修行を終えて帰国したそう。「何を食べているかわかる料理にしたい」という言葉通り、自らの目で選んだ食材をシンプルに料理へ。前菜のサーモンマリネは2日間かけて仕込むなど、丁寧な仕事が素材の良さを引き出します。福岡県・オーム乳業のマスカルポーネチーズを使ったアミューズや、仏バルバリー種の鴨を青森県で育てたという「津軽かも」を使ったメインなど、シェフが惚れ込んだ食材を味わってみて欲しいです。
日曜日は定休日のため、休日ランチは土・祝限定。アミューズ、本日の前菜、魚介系の温前菜、選べるメイン、デザートの5品で3,200円!とてもリーズナブルにたのしめます。
素材を活かした料理を得意とするシェフ高山憲介さんのスペシャリティは、月替わりの「パイ包み」。魚介やお肉、野菜など、そのときの旬の味わいを閉じ込めた人気の1皿です。ディナーの7,200円または8,000円コースで味わえますよ。
昼 : | 11:00~14:30(13:30LO) |
夜 : | 17:00~22:00(最終入店20:00) |
土日祝: | 昼 12:00~15:00(13:00LO) 夜 17:00~22:00(最終入店20:00) |
定休日: | なし(不定休 ※店舗都合で閉める場合もございます) |
青山が本店のレストラン・ランス・YANAGIDATEが、2023年3月新丸ビルにオープン。店名の「ランス」は、オーナーシェフ・柳舘功さんが修行した地であり、シャンパーニュの生産地として知られる「REIMS」に由来します。
「テーマは“東と西”、“今と昔”を融合したモダンフレンチ」と柳舘シェフが語る通り、料理にも内装にも西洋と東洋が混じり合うクリエイションが散りばめられています。お料理は食材の香りや風味にフォーカスした繊細な表現が印象的。ハーブやエディブルフラワーなどを調味料のように使ったり、シグネチャーのアミューズ「季節のハーブスタイル」は、旬の野菜の純粋な味わいが口の中に広がります。もちろんシャンパーニュとの相性が抜群で、グラスでは1,980円からたのしむことができますよ。
ランチコースはアミューズ2品、前菜、魚、肉、デザート、飲み物の6品で6,600円(別途サービス料10%)。食べることで感性が磨かれるような、贅沢な食体験が待っています。
シャンパーニュ地方の中心地・ランスにある「ボワイエ」で研鑽を積んだ柳舘シェフ。料理はもちろん、店のしつらえにも注目。左官職人・久住有生さんが仕上げた壁や、有田焼の「カマチ陶舗」の食器など、お店のすべてから柳舘シェフの“表現”が感じ取れます。
昼 : | 11:00~16:00(14:30LO) ティータイム14:30~16:00 |
夜 : | 17:30~23:00(21:30LO) |
土日祝: | 11:00~16:00(15:00LO) 17:30~22:00(21:00LO) |