
わっしー
Vol.09
2025年01月07日(火)
わっしー
お正月も過ぎて、まだ初詣に行けていない方も多いのではないでしょうか?実は、初詣には"ベストな期間"があります。この記事では、初詣の期限や混雑を避けるコツ、参拝のマナーまで、詳しくご紹介します。
初詣は、新年の始まりを祝い、1年の幸せを願う大切な行事です。混雑を避けたい、または予定が合わないという方のために、いつまでに行けばよいのか、詳しく解説していきましょう。
基本は松の内まで
松の内(1月7日まで)が基本的な初詣期間です。この期間は年神様をお迎えする特別な時期とされ、門松やしめ縄が飾られています。焦らず、無理のない時期に参拝するのがおすすめです。神社での参拝は早朝がおすすめで、お守りやお札の授与も受けられます。また、屋台や出店も多く、お正月気分を十分にたのしめます。
松の内を過ぎても大丈夫?
地域によって松の内の期間は異なり、関西では15日までとするところもあります。また、どうしても松の内が終わるまでに初詣に行けない場合は、小正月(1月15日)や、節分や立春(2月3日)までは初詣として参拝できます。特に感染症対策として、多くの寺社では2月まで「分散型初詣」を推奨しています。新しい年の計画を立ててからゆっくり参拝するのも良いかもしれません。混雑を避けられ、じっくり参拝できる上、天候を選んで行けるメリットもあります。
平日・休日の参拝時間帯
平日なら10時前か15時以降、休日は早朝か夕方以降がおすすめ。ただし、お守りや御朱印を受けたい場合は、社務所の営業時間(通常9時~16時前後)を確認しましょう。夜間参拝可能な神社も多いので、仕事帰りの参拝という選択肢も。
初詣の混雑は時期や時間帯によって大きく異なります。快適に参拝するためのポイントをご紹介します。心静かに参拝したい方は、ぜひ参考にしてください。
時期や時間での混雑状況は?
三が日は終日混雑のピーク。特に元日の9時~15時は最も混み合います。松の内も比較的混雑しますが、平日の場合は比較的スムーズに参拝できます。1月中旬以降は、どの時間帯も比較的空いているので、ゆっくり参拝をたのしめます。元日は終日(特に9時~15時)、1月2日・3日は10時~16時、土日祝は10時~15時、平日は12時前後が特に混雑する時間帯です。
有名な神社の混雑対策
明治神宮や浅草寺など有名な神社仏閣は、三が日に数時間待ちするほど人気です。これらの神社へ行きたい場合は、1月中旬以降の参拝がベスト。また、初詣は地元の神社で、有名な神社は後日参拝するという方法もおすすめです。早朝参拝を活用したり、平日の夕方以降を狙ったり、最寄り駅から違うルートを選んだり、天候の悪い日を活用するのも効果的です。
天気と混雑の関係性
雨天時は比較的空いていますが、雨上がりは逆に混雑する傾向が。天気予報をチェックして、小雨時や曇り空の日を狙うのも一案です。ただし、足元が滑りやすくなるので、歩きやすい靴で参拝しましょう。
せっかくの初詣、正しいマナーで参拝したいものです。基本的な作法から写真撮影のルールまで、知っておきたいポイントをご紹介します。
基本の参拝作法
神社への参拝作法として「二拝二拍手一拝」が正式な手順とされています。「礼」ではなく「拝」とされる点が意外にも多くの人が知らないポイントです。「拝」は、深い敬意を示すために角度が90度になるお辞儀のことです。(「礼」は約30度~45度の浅いお辞儀)ただし、一般の参拝者の場合は、深く心を込めて行うお辞儀であれば、その気持ちが伝わることが大切とされています。参拝の順序としては、まず手水で身を清め、賽銭を入れて鈴を鳴らします。深く二回お辞儀をし、手を合わせて二回拍手、願い事をしてから最後に一回お辞儀。混雑時でも、慌てず丁寧に行いましょう。鳥居をくぐる際の一礼から、静かな退下まで、一つ一つの所作を大切にすることが大切です。
お賽銭とおみくじの選び方
お賽銭は、5円(ご縁)や15円(十分なご縁)など、縁起の良い金額がおすすめ。特に、5円玉と50円玉は穴が開いていることから「見通しが良い・運が通る」とされています。また、おみくじは必ずその場で内容を確認し、持ち帰るのが正しいマナー。近年は、QRコードで詳しい解説が読めるおみくじもあります。
写真撮影のルール
境内での撮影は周りの迷惑にならないよう配慮を。本殿や拝殿内は撮影禁止の場所が多いので、必ず確認を。また、参拝の列に並びながらのスマートフォン操作は控えめにしましょう。