メグ
Vol.47
2026年3月27日(金)
メグ
「イエベ?ブルベ?」自分の色を知れば、毎日のメイクも服選びももっと楽しくなります。セルフ診断から似合う色の選び方まで、まるっとお届けします!
イエベ・ブルベとは、生まれ持った肌・髪・瞳の色素をもとに、似合う色の傾向を大きく2つに分けた考え方のこと。「パーソナルカラー」と呼ばれる色彩理論がベースになっています。
肌の色味が黄み寄りの方を「イエベ(イエローベース)」、青み寄りの方を「ブルベ(ブルーベース)」と呼びます。生まれつきの色素傾向で決まるため、日焼けや体調、年齢によって変わるものではありません。
自分がイエベ・ブルベのどちらかを知っておくと、日常のさまざまなシーンで役立ちますよ。
肌になじむアイシャドウやリップの色が明確になるので、「買ったけど似合わなかった」という失敗を防げます。
顔映りのよい服の色がわかるようになり、ショップで何を選べばいいか迷う時間も減って、買い物の効率がアップします。
肌をきれいに見せてくれる髪色の傾向がつかめるので、美容室でのオーダー時にも自信を持って希望のカラーを伝えられます。
まずは自分のベースカラーを把握することが、似合う色を見つける第一歩です。
ここからは、自分がイエベ・ブルベのどちらかをセルフチェックで確認していきましょう。
精度を上げるために、できるだけ自然光が入る場所で、メイクを落とした状態で行うのがおすすめです。鏡を手元に準備したら、以下の項目を順番にチェックしてみてください。
もっとも手軽にできるのが、手のひらと手首の血管を確認する方法です。
まず手のひらを見てみましょう。全体がオレンジっぽい色味や黄みがかったピンクに見える方はイエベ傾向で、青みがかったピンクや赤紫っぽい血色の方はブルベ傾向です。
次に、手首の内側にある血管の色を確認します。緑っぽく見える場合はイエベの可能性が高く、青や紫っぽく見える場合はブルベの可能性が高いと言えます。
蛍光灯の下ではなく、窓際の自然光のもとで行うとより正確に判別しやすくなります。
瞳と地毛の色も、イエベ・ブルベを見分ける重要な手がかりです。
瞳がこげ茶や黄みがかったブラウンの方はイエベ傾向です。一方、黒やグレーがかった色、赤みのあるブラウンの方はブルベ傾向と判断できます。
地毛の色については、ブラウンや黄みがかった茶色に近い方はイエベ、真っ黒やグレーっぽい黒、赤みのあるブラウンに近い方はブルベの傾向があります。
すでにヘアカラーをしている方は、生え際の地毛や眉毛の色をチェックしてみてください。カラーリングの影響を受けていない部分を見るのがポイントです。
日焼けをしたときの肌の反応にも、イエベ・ブルベの傾向が表れます。
日焼け後に小麦色になりやすい方はイエベ傾向、赤くなりやすく色が定着しにくい方はブルベ傾向です。肌がもともと持っているメラニン色素の種類が関係しています。
くすみ方にも違いがあります。疲れたときやくすんだときに黄みが強く出る方はイエベ、青白くなったり血色が失われやすい方はブルベの特徴です。
手持ちのアクセサリーやリップで手軽に試せるのが、この方法の魅力です。
ゴールド系のアクセサリーをつけたときに肌が明るく見える方はイエベ、シルバー系のアクセサリーのほうが顔周りがすっきりと映える方はブルベ傾向。
リップの色でも判断できます。コーラルピンクやオレンジ系のリップがしっくりくる方はイエベ、ローズピンクや赤系のリップが似合う方はブルベの可能性が高いでしょう。
お手持ちのリップを何本か試し塗りして、もっとも肌になじむ色味から判断してみてください。
チェック項目によって結果がイエベとブルベで半々に分かれてしまう方もいます。その場合は、イエベとブルベの中間にあたる「グリベ(グリーンベース)」と呼ばれるタイプかもしれません。
グリベの方は黄みと青みの両方の要素を持っているため、どちらの色味もある程度似合うのが特徴です。
また、セルフ診断はあくまで目安。照明の種類やメイクの有無、その日の体調によっても見え方が変わることがあります。
「何度やっても結果が定まらない」「もっと正確に知りたい」という方は、プロによるパーソナルカラー診断を受けるのが確実です。たとえば、丸の内エリアでは「資生堂ビューティーサロン 新丸ビル店」でパーソナルカラーを踏まえたトータル提案を受けることができますよ。
イエベ・ブルベは、さらに春・夏・秋・冬の4つの季節タイプに分類されます。イエベは「春(スプリング)」と「秋(オータム)」、ブルベは「夏(サマー)」と「冬(ウィンター)」です。
同じイエベでも、春タイプは明るく鮮やかな色が似合い、秋タイプは深みのある落ち着いた色が得意というように、似合う色のトーンが大きく異なります。
ここからは、4タイプそれぞれの特徴と似合う色を詳しく見ていきましょう。
イエベ春タイプは、明るく華やかな印象が特徴です。
肌は透明感のある明るいベージュ系で、血色がよく、ツヤ感があります。髪は光に当たると茶色く透けるような質感で、瞳の色は明るいブラウンが多い傾向です。全体的にフレッシュで若々しい雰囲気をまとっています。
似合う色は、コーラルピンク、ライトオレンジ、アイボリー、明るいイエローグリーンなど、黄みを含んだ明るくクリアなカラーです。
一方、ダークブラウンやブラックなどの重い色は顔をくすませやすいため、全身に使うのは避けたほうが無難です。
イエベ秋タイプは、落ち着いたリッチな雰囲気が魅力です。
肌はマットな質感で、やや黄みが強いベージュ系。髪はダークブラウンで量感があり、瞳の色も深みのあるこげ茶が多く見られます。大人っぽく知的な印象を与えるタイプです。
似合う色は、テラコッタ、カーキ、マスタード、ブラウンレッドなど、深みと温かみのあるアースカラーです。
反対に、パステルカラーやビビッドなネオンカラーのような鮮やかすぎる色は、肌から浮いて見えやすいので注意しましょう。
ブルベ夏タイプは、上品でソフトな印象が特徴です。
肌はきめ細かくピンクがかった色味で、繊細な透明感があります。髪はソフトな黒やアッシュがかった色味、瞳の色はやわらかい黒やグレーっぽいブラウンが多い傾向です。涼しげで穏やかな雰囲気をまとっています。
似合う色は、ラベンダー、ローズピンク、スモーキーブルー、ライトグレーなど、青みを含んだくすみカラーやパステルトーンです。
苦手なのは、オレンジやキャメルなど黄みの強い暖色系。顔まわりに持ってくると、くすんで疲れた印象に見えてしまうことがあります。
ブルベ冬タイプは、シャープでモダンな存在感が魅力です。
肌は色白でありながらコントラストが強く、髪はツヤのある黒髪、瞳ははっきりとした黒が多い傾向です。白目と黒目のコントラストがくっきりしていて、目力のある華やかな印象を与えます。
似合う色は、ロイヤルブルー、ワインレッド、ビビッドピンク、そしてブラックやホワイトなどのモノトーンです。はっきりとしたコントラストのある色や、鮮やかな原色がブルベ冬タイプの持つ強さを引き出してくれます。
一方、ベージュやキャメルのようなぼんやりとした中間色は、顔の印象をぼやけさせてしまいがちです。ナチュラルカラーを取り入れたい場合は、アクセントとして小物に使うのがおすすめです。
自分のタイプがわかったら、次はコスメ選びに活かしていきましょう。ここでは、アイシャドウ・チーク・リップ・ベースメイクの4カテゴリに分けて、タイプ別のおすすめカラーを具体的に紹介します。
アイシャドウは目元の印象を大きく左右するアイテムです。パーソナルカラーに合った色を選ぶだけで、目元に自然な奥行きが生まれ、肌全体もきれいに見えます。
イエベ春タイプには、シャンパンゴールドやコーラル系のアイシャドウがおすすめです。ツヤ感のある明るい暖色系が華やかさを引き立てます。青みの強いシルバーやグレーは目元が寂しく見えやすいので避けましょう。
イエベ秋タイプは、ブラウン、カーキ、テラコッタ系がよく似合います。深みのあるアースカラーが知的で落ち着いた目元をつくってくれます。パステルピンクや明るすぎるラベンダーは肌から浮きやすいため注意が必要です。
ブルベ夏タイプには、ラベンダーやモーヴピンク系がぴったりです。くすみのあるやわらかなトーンが、繊細な透明感を活かしてくれます。オレンジやゴールド系は肌をくすませやすいので、避けるのが無難です。
ブルベ冬タイプは、シルバー、ボルドー、ネイビー系で目元にインパクトを。はっきりとした発色のカラーが、コントラストの強い顔立ちと好相性です。黄みの強いブラウンやベージュは目元がぼやけてしまうことがあります。
チークとリップは顔の血色感や全体の印象を左右する重要なパーツです。似合う色で肌がいきいきと見え、合わない色はくすみや違和感の原因になります。
イエベ春タイプは、コーラルピンクやピーチオレンジ系でフレッシュな血色感をプラス。
イエベ秋タイプは、サーモンピンクやテラコッタ、ブラウン系のリップで大人っぽい仕上がりに。チークもオレンジ寄りのベージュなど、肌なじみのよい落ち着いた色味が映えます。
ブルベ夏タイプは、ローズピンクやモーヴ系の上品なカラーがベストです。チークもピンク系の淡い発色を選ぶと、透明感のある仕上がりになります。
ブルベ冬タイプには、ワインレッドやフューシャピンクなどのはっきりした色がよく似合います。チークもローズ系で血色感を出すと、シャープな顔立ちが一層引き締まります。
なお、似合いにくい色をどうしても使いたいときは、塗る範囲を狭くしたり、得意な色のアイテムと組み合わせるのがコツです。たとえばブルベの方がオレンジ系リップを使いたい場合、チークはローズ系にするとバランスが取りやすくなります。
ベースメイクの仕上がりは、下地の色選びで大きく変わります。パーソナルカラーに合った下地を使うと、肌のトーンが自然に整い、その後のメイクもきれいに映えます。
イエベタイプの方は、イエロー系やベージュ系の下地がおすすめ。黄みを活かすことで、肌本来の温かみのある血色感がアップします。
ブルベタイプの方は、ラベンダー系やピンク系の下地を選びましょう。青みのあるコントロールカラーで肌の透明感がぐっと高まり、くすみも自然にカバーできます。
どちらのタイプも、部分的にコントロールカラーを使い分けるとさらに効果的です。目の下のクマにはオレンジ系、赤みが気になる部分にはグリーン系を仕込むなど、ベースの色味にプラスして活用してみてください。
化粧下地の選び方についてさらに詳しく知りたい方は、「肌トラブルを防ぐ!敏感肌に優しい化粧下地の選び方とは?」も参考にしてみてくださいね。
パーソナルカラーが活かせるのは、コスメだけではありません。ファッションやヘアカラーにも取り入れることで、顔映りがよくなり全身の統一感もアップします。
イエベ春タイプは、明るいベージュやキャメル、コーラルなどの暖色系を中心にした軽やかなコーディネートが得意です。アイボリーのブラウスにライトブラウンのパンツを合わせるような、春らしい柔らかな配色が顔周りを明るく見せてくれます。素材もツヤのあるサテンやシアー素材など、光を反射するものが好相性です。
ヘアカラーは、ミルクティーベージュやオレンジブラウンなど、黄みを含んだ明るめのカラーがよく似合います。透明感のある軽やかな髪色が、イエベ春タイプの持つフレッシュな魅力をさらに引き出してくれます。
イエベ秋タイプは、アースカラーを中心にした落ち着いたコーディネートが映えます。カーキのジャケットにブラウンのボトムスを合わせるような、自然体でこなれた配色がおすすめです。マットな質感やスエード、コーデュロイなど深みのある素材との相性も抜群です。
ヘアカラーは、オリーブブラウンやチョコレートブラウンなど、落ち着いた暖色系のダークトーンがぴったりです。深みのある髪色が、イエベ秋タイプのリッチで大人っぽい雰囲気を一層引き立てます。
ブルベ夏タイプは、くすみカラーやパステル系の上品なコーディネートが似合います。ラベンダーのニットにライトグレーのスカートを合わせるような、やわらかく品のある配色が持ち前の透明感を際立たせます。シフォンやレースなど、軽やかで繊細な素材も好相性です。
ヘアカラーは、ラベンダーアッシュやピンクブラウンなど、青みや赤みを含んだ柔らかいトーンがおすすめです。スモーキーな髪色がブルベ夏タイプの涼しげなやさしさを引き立ててくれます。
ブルベ冬タイプは、モノトーンやビビッドカラーでメリハリをつけたコーディネートが得意です。ブラックのジャケットにロイヤルブルーのインナーを合わせるような、コントラストの効いた配色がシャープな魅力を最大限に発揮します。レザーやハリのある素材など、存在感のある素材もよく映えます。
ヘアカラーは、ブルーブラックやバイオレット系など、青みのあるダークトーンがベストです。ツヤのある黒髪もブルベ冬タイプならではの強みなので、あえて染めずに活かすのもおすすめです。
セルフ診断は手軽にできる反面、照明の種類や主観による判断のブレが避けられません。「チェック項目ごとに結果がバラバラだった」「自分では判断しきれなかった」という方は、プロによるパーソナルカラー診断を受けてみましょう。
プロの診断では「ドレーピング」という手法で、さまざまな色の布を顔周りに当てながら似合う色を客観的に判定します。自分では気づけなかった似合う色の幅が広がり、コスメやファッション選びの精度が格段にアップするのが最大のメリットです。
診断を受けられる場所は、主に以下のような種類があります。
買い物のついでに気軽に相談でき、診断後にそのままコスメを試せるのが魅力です。
じっくり時間をかけた本格的な診断が受けられ、詳細なアドバイスシートをもらえることもあります。
自宅から参加でき、忙しい方でもスキマ時間で利用しやすいのがメリットです。
この記事では、イエベ・ブルベの基本からセルフ診断の方法、4つの季節タイプ別に似合うコスメ・ファッション・ヘアカラーまでを紹介してきました。
まずはセルフ診断で自分のタイプを把握し、日々の色選びに活かしてみてください。より正確に知りたい方はプロの診断を予約して、ぜひプロの診断で自分だけの「似合う色」をとことん深掘りしてみましょう。
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