
Vol.01
2023年06月01日(木)
マルポ編集部
1人でバーに行ってバーテンダーと話すのが、心休まる私の特別な時間。今日は非日常の気分が味わえる「来夢来人」に行きましょう。昭和のスナックをテーマにしたレトロなお店で、まるでここだけ別の時間が流れているみたい。夜は男性だけの来店は禁止だから、女性1人でも安心ですよ。
「いらっしゃい」。
仕事が終わった後、1杯飲みたいなというときに行く「来夢来人」。柔らかい灯りのランプにベルベットの椅子、洋酒やキープボトルがずらりと並ぶ棚など、丸の内からどこか異世界へ迷い込んだような気分になれます。奥まっていて入りにくいイメージかもしれないけれど、扉を開けば気さくに迎えてくれますよ。
今日のバーテンダーは小田さん。若いけど聞き上手だから、つらつらとお話しちゃいます。胸元にたくさんバッジを付けていて、よく見ると面白いので話のきっかけにどうぞ。
小田さん「“女性1人でも気兼ねなく飲めるお店を作ろう”と生まれたのが来夢来人。お客様は近隣で働いている方、お一人様も多いですね。あと水・木・金曜日は女装のママがお店に出ているので、彼女に会いに来る方など。BGMはずっと昭和歌謡曲。カラオケは現在お休み中ですが、また再開できたらと思っています」。
今日の1杯目は小田さんおすすめのカクテルを。「ヴァイオレット・フィズ」は昭和のスナックで流行していたすみれ色のカクテルで、甘酸っぱくてどこか懐かしい、夜の入口のような味。すっきりとしたものが好みなら、来夢来人で知る人ぞ知る「名もなきカクテル」を。詳しいストーリーはお店で答え合わせをしてみて。
おつまみにはレーズンがたっぷり入った自家製「レーズンバター」を。これもまた昭和の香りが漂います。お酒は100種以上あるので、好みや気分を伝えればメニューにないカクテルも作ってくれますよ。
1人で行くことが多い私にとってはカウンターが落ち着く場所です。隣合わせた方々と、ガールズトークならぬ“レディーストーク”に華が咲くこともしばしば。男女を分けるつもりはないけれど、やっぱり同性にしかわからない話もありますよね。
小田さん「女性のお客様には特に、お気軽にお1人でいらしていただきたいです。お食事前に1杯、二次会で利用など、シーンに合わせておたのしみください。お待ちしております」。
こうして今日も、丸の内の夜は深まっていきます。
平日 : | 喫茶 11:00~16:00 (LO/FOOD-15:00 DRINK-15:30) BAR 17:00~26:00 (24:00LO、24:00までに入店頂いた場合25:30LO) |
土日祝: | 喫茶 11:00~16:00 (LO/FOOD-15:00 DRINK-15:30) BAR 17:00~23:00 (22:30LO) |