
まりも
Vol.23
2025年04月03日(木)
インテリアのアクセントにもなるお花は、いつもの暮らしにプラスするだけで心も和みます。今回はお花屋さんでオーダーするコツや花瓶との合わせ方、お花を長くたのしむ方法をレクチャーしてもらいました。
les mille feuilles de liberte副店長
中澤勇貴さん
花や植物が持つ生命力に魅入られ、フローリストの道へ。趣味は釣り・登山・園芸店巡りなど。プライベートでも、花のある場所に足が向く。
Point
季節の花々が常時30種類前後並ぶ「les mille feuilles de liberte」。ヨーロッパのアンティーク家具や直輸入の雑貨がディスプレイされた落ち着きのある空間が、パリの路面店を訪れたような気分に。好みやシーンに合わせて優しく細やかにヒアリング&アドバイスしてくれるので、初心者でもカジュアルにお花選びがたのしめます。
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花の個性もしっかりチェックしよう
中澤さん「好きな花、目に留まった花など1本選んでみてください。複数の花材をオーダーしたい場合は、選んでいただいた花をもとに他の花との組み合わせをいくつか提案していきます。1本を選ぶのが難しい場合は、好きなテイストや好きな色、好きな洋服のブランドなどでもOK。スタッフに“ヒント”を伝えることで、イメージ通りにオーダーすることができますよ。同じ種類の花にもそれぞれ個性があって、より長く花との時間をたのしめるのは茎がしっかりとしていて花びらがほんのり開いている子です。つぼみの状態の方が長持ちすると思われがちですが、花の種類によっては咲かない場合もあります。花の手入れも種類によって異なるので、その点もスタッフに聞いてくださいね!」
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基本のバランスは花瓶1に対してお花1~1.5の比率
中澤さん「花を美しく飾るポイントとなるのが、花と花瓶のバランス。基本的には、花瓶の長さ1に対し花瓶から出ている花の長さを1~1.5倍にするのがバランス良く飾るコツになります。顔の小さい花は長く、アジサイやダリアなど顔の大きい花は短めにと覚えておくといいですね。最近人気の枝ものは、花瓶選びも重要になります。2枚目の写真のように、高さだけでなく重心がしっかりして安定感があるものがいいですね。枝ものはラインが美しいので、空間を大きく取り入れながら自生しているイメージで飾ってみてくださいね」
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地球環境にも配慮した新感覚のブーケ
中澤さん「花瓶がないという方には、ブーケBOXと保水カップがセットになった『Bouquet Debout(ブーケドゥブー)』がオススメです。自宅に持ち帰ったら茎の切り口を包んでいるアクアキープを外して、セットされている保水カップに水を入れるだけでOK。花を花瓶に移し替える手間がないので、初心者や忙しい方でも手軽にたのしめるんです。水中で茎の断面をカットする切り戻しの作業は、花を長持ちさせるためにも行ってくださいね。ブーケボックスと保水カップは紙製を採用しているので、環境にも優しいんですよ」
ラッピングにはなるべく土に還る素材を採用し、環境負荷を減らす取り組みをしているそう。お花への愛を随所に感じることができました。スタッフさんと話しながらのお花選びは、仕事で疲れた心も癒やされそうです!
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平日土: | 11:00~21:00 |
日祝 : | 11:00~20:00 ※連休の場合は最終日のみ日曜・祝日の営業時間となります。 |
定休日: | ビルに準ずる |
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